2005年12月のクンパルシータ店内クンパルシータが閉店してしまっていた。
このまえ京都に行ったときに初めて知った・・・
隣の風俗店のお兄さんに聞いたところ、どうやら養護施設へ入るため閉店したとのこと。
クンパルシータは京都で一番好きだった喫茶店。
まわりは風俗ばかりで行きづらいのだけど、そこには平成とは思えない世界があった。
バロック様式?の暗い店内に低すぎる椅子、異常な湿気、
伸びきったテープから流れるタンゴ、ラ・クンパルシータ。
注文してから出てくるまでに1時間、いや2時間かかることもあったブレンド。
まさに純喫茶だと言われていた。
そして何より、思い出深いのはママの佐藤さん。
結構なお年で腰は90度以上曲がっていて、注文を聞きに来るとき、
水を運んでくるとき、注文のコーヒーを運んでくるとき、
いつも僕らの心をハラハラさせてくれた佐藤さん。
丁寧な言葉遣いとしぐさ、気さくさ、しっかりとした化粧、服装。素敵だった。
戦後の闇市の時代にこの店を始めたこと、
タンゴの名曲、ラ・クンパルシータが大好きなこと、
色々話してくれたのが懐かしい。
もったいない店をなくしてしまったよ。凹んだ。